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         4. 「切らずに治す群馬大学の 重粒子線(炭素イオン線)がん治療 とは?」
                                                                           ・・・(2009.11.15)
 
           (群馬大学 重粒子線医学研究センターのHPより)
   
              Q1. 一般の放射線治療との違いは何ですか?

                        大きくわけて、がんに対する線量集中性と生物作用が異なります。
           エックス線、ガンマ線を一方向から照射すると、体表面から数センチ
           の深さで最大の線量になり、その後は深さとともに線量が減少して  
           いきます。これに対して、陽子線や重粒子線は体表面付近の線量が
           小さく、粒子が停止する付近で最も線量が大きくなるという特徴が
           あります(この線量のピークをブラッグピークと呼びます)。

                      粒子が停止する深さは粒子の種類によっても異なりますが、粒子の
           スピードが速ければ深いところまで届き、スピードが遅ければ浅い
           ところで止まります。この性質を利用して、ブラッグピークをうまく
           がんの深さや形状に合わせることにより、体の奥にあるがんにだけ
           線量を集中させることができるのです。つまり、がんに対して強力で、
           周囲の健康な臓器には優しい治療と言えます。これに加えて、重粒子
           線の場合では、細胞を死滅させる生物作用にも優れるという利点を
           有しており、一般の放射線には抵抗性を示すがんに対しても有効です。 

              Q2. 陽子線との違いは何ですか?

                        陽子線ががん細胞を死滅させる能力はエックス線など従来の放射線
           と同じですが、重粒子線はエックス線や陽子線に比べて、細胞を死滅
           させる生物作用が優れています。重粒子線は細胞のDNAを直接切断する
           ため、深い傷を負ったがん細胞は回復しにくいことがわかっています。
           
            重粒子線の生物作用は、炭素イオン線の場合、エックス線に比べて
           2-3倍強いと考えられており、これまで放射線治療に抵抗性のがんに
           対しても有効と言えます。がんに対する線量集中性に優れる点は重粒子
           線と陽子線で共通ですが、詳しくみると、物質内をまっすぐに進む能力
           は重粒子線(炭素イオン線)の方が優れているため、深い所では重粒子
           線の方が陽子線よりもシャープな治療が可能です。

              Q3. 治療期間はどのくらいですか?

                        重粒子線治療では、がんに対して致死効果の高い放射線を集中して
           投与することが出来るため、1回あたりの照射線量を高くしてその分
           照射回数を減らすことが可能です。このような短期照射は重粒子線治療
                      の特徴の1つとなっています。放射線医学総合研究所によれば、全患者
                      における治療期間の平均は3週間であり、一般の放射線治療(6-7週間)
                      に比べて格段に短くなっています。特に、肺や肝臓は1-2回/1-2日の
                      超短期照射が可能で、子宮では5週間、頭頸部、骨軟部、前立腺では
                      4週間の照射となっています。このことは、患者様にとっては社会復帰
                      が早期に可能であり、治療施設にとっては多くの患者様の治療が行える
                      という利点につながります。 

              Q4. 一回の治療時間はどのくらいですか?	
	
                       1回の治療で、実際に照射を行なう時間は1-2分間以内が多いです。
                     ただし、正確に病巣部に重粒子線を照射するためには、照射前の位置合わ
                     せに多少の時間がかかり、この間患者様は治療ベッド上で横になって いる
                     必要があります。治療する部位にもよりますが、治療室に入ってから
                     出るまでの時間は約20〜60分です。


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     3. 「切らずに治す重粒子線がん治療とは、そしてその費用は?」・・・(2008.9.15)								
								
								
           (医用原子力技術研究振興財団のHPより)								
								
              がんの位置、大きさや形状に合わせて線量を調節し狙い撃ちできる重粒子線治療								
             とは、線量の集中性が高い、あるいは細胞致死効果の高い重粒子線を使ってがん								
             病巣を集中的に攻撃し、切らずにがんを治す最先端治療です。 手術をしませんの								
             で、体にやさしく、早期の社会復帰ができます。								
								
              現在、我が国で重粒子線がん治療に使われている粒子線は陽子線と炭素イオン								
             線の2種類です。 この治療のためには加速器という大型の装置が必要です。								
								
              しかし、重粒子線治療は全てのがんに適応できるわけではありません。 特に、
                胃や腸のように不規則に動く臓器、白血病のような全身に広がっているがん、広く
                転移したがんおよび既に良好な治療法が確立しているがんには適応できません。 
        対象となるのは、局所に留まっているがん、悪性黒色腫のように通常の放射線が効
        きにくいがん、手術の難しいがんなどです。								
								
            重粒子線治療の特徴をまとめると次のようになります。								
								
	         ・痛みを伴わない							
     	  ・臓器の機能や体の形態の欠損が少ない							
	         ・容姿、容貌を損なわず、傷跡も残らない							
	         ・高齢者にも適用できる							
	         ・副作用が少ない							
	         ・早期なら根治可能							
	         ・X線では治療困難な深部がんにも適用できる							
	         ・社会復帰までの期間が短い							
								
								
            (放射線医学総合研究所のHPより)								
								
              重粒子線治療は一律314万円、それに入院費や検査費がかかります。 先進								
             医療自体には、健康保険、高額療養費制度による助成などは一切受けることが								
            できません。 ただ、診断のために必要なCT,MRIなどの検査、入院費、薬代
        などは健康保険が適用となり、これが一定の金額をこえれば高額療養費制度も								
            利用できますし、確定申告をすれば医療費控除として、払い戻しを受けることも								
            できます。 任意で加入している生命保険、医療保険などについては、先進医療								
            がカバーされているか、ご自身の加入している保険の約款をよく確認して下さい。								
								
             なお、照射回数と金額は関係ありません。 例えば、前立腺がんの治療で20回								
            照射しても、初期の肺がんで照射が1回で済んだ場合も、同じように314万円か
        かります。								
								

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     2.「先進医療」には、健康保険が効かない部分があります!・・・(2008.8.1)
         								

          先進医療には、健康保険が効かない部分があります。									
									
         例えば、健康保険の被保険者(70才未満)で、1ヶ月の医療費が300万円、									
									
         そのうち先進医療にかかる費用が200万円とした場合、その200万円は全額									
									
         自己負担(健康保険適用外)となります。									
																	
								
          先進治療の一つに、「重粒子線治療」というものがあります。 この治療法の								
								
         3大特徴は、								
								
           1. 切らずに、がん病巣にだけ照射して治します								
								
           2. 一般の放射線が効かないがんにも効きます(骨肉腫にも効く)								
								
           3. 短期間(最短1日)で治療できます。								
								
																
         この重粒子線がん治療装置は、現在日本では2台(千葉、兵庫)しかありま								
								
         せんが、平成21年度の治療開始に向けて、この度、群馬大学で建設が始ま								
								
         りました。								
																

           ** 現在の民間の医療保険では、この先進医療を保障している保険と、								
								
              保障していない保険がありますから、注意が必要です。	**


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        1.「生保10社に改善命令」・・・(2008.7.4)

                      金融庁は3日、保険金不払い問題で国内大手8社と外資系2社

          の生命保険会社に業務改善命令を出した。 不払いの件数や金額

          が多く、「いっそうの改善の必要あり」と判断した。 各社は問

          題の温床となった特約の見直しに着手したが、顧客重視の本気度

          が問われるのはこれからだ。
                                                                                  
会  社  名件   数金    額
第   一   生   命   6万9997件  189億1100万円 
住   友   生   命  8万9309件  158億2800万円 
日    本   生   命  42万7755件  134億 900万円 
明 治 安 田 生 命  13万8589件  115億8000万円 
朝   日   生   命   2万3266件   57億3400万円 
三    井   生   命  12万4047件   52億4500万円 
大    同   生   命   1万 610件   34億5200万円 
アメリカン・ファミリー生命   4万6674件   21億 200万円 
ア リ コ ジ ャ パ ン   3万7181件   15億5100万円 
富   国   生   命   2万5947件   13億2600万円 


            (7月4日付、朝日新聞朝刊より原文のまま)

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